『2月のために
〜マリア・ベターニアとマンゲイラ〜』
2月の街は祝祭の舞台となる──リオのカーニヴァル、バイーアの祈り
2月の街は祝祭の舞台となる──リオのカーニヴァル、バイーアの祈り
スタッフ
監督: マルシオ・デベリアン
脚本: ヂアナ・ヴァスコンセロス, マルシオ・デベリアン
プロデューサー: ダニエル・ノゲイラ, マルシオ・デベリアン
製作会社: デデ・プロドゥソンイス
共同製作会社: グローボ・フィルミス, グローボ・ニュース, カナル・ブラジル
撮影: ミゲル・ヴァシー, ペドロ・フォン・クリューガー
音響: ダニルソン・カンポス
編集: ヂアナ・ヴァスコンセロス, ABC
出演
監督

映画監督。代表作の『2月のために 〜マリア・ベターニアとマンゲイラ〜(原題:Fevereiros)』(2017)は、マリア・ベターニアに捧げられたマンゲイラの勝利のカーニヴァルを起点に、リオとバイーアの宗教文化を交差させる。30以上の国際映画祭に出品され、2019年にはブラジル国内で最も観客を集めたドキュメンタリーとなった。
2014年には、クレオニセ・ベラルディネッリとマリア・ベターニアによる朗読を通じてフェルナンド・ペソアの肖像を浮かび上がらせた『(O Vento Lá Fora)』を監督。『ブラジル音楽ほど素敵な歌詞はない ~魔法じかけの言葉(原題:Palavra (En)cantada, 2009)』(「ブラジル映画祭2010」で上映、2014年に日本国内DVD化)では企画・脚本・共同プロデュースを担い、ブラジルにおける詩と音楽の関係を探究した。
マルチーニョ・ダ・ヴィラ、ベッチ・カルヴァーリョ、マリーナ・リマ、エリゼッチ・カルドーゾら音楽家に捧げた展覧会のキュレーションも行い、2013年から2017年には異なるジャンルのアーティストを結びつける舞台シリーズ「Palavras Cruzadas」を企画・演出した。
シスジェンダーのゲイであり、PUC-Rio(リオデジャネイロ・カトリック大学)で経済学を専攻し、CAL(Casa das Artes de Laranjeiras)で演劇を学んだ経歴を持つ。作品や活動は公式サイト www.marciodebellian.com にまとめられている。
作品の受賞歴
最優秀ブラジル映画賞
ウルグアイ国際映画祭(2018)
イベロアメリカコンペティション部門 審査員特別賞
MUVI国際音楽映画祭(2019)
審査員特別賞