1月9日(金) 18:15~ | 1月10日(土) 19:00~『2月のために 〜マリア・ベターニアとマンゲイラ〜』ゲストトーク:中原仁/ホベルト松下 (サウーヂ)

1月9日(金) 18:15~  出演:中原仁/ホベルト松下 (サウーヂ)

中原仁 Jin Nakahara
音楽・放送プロデューサー/選曲家

横浜生まれ。77年からFM番組の選曲・構成を始め、並行して84年までジャズ・フュージョン系のマネージメントとプロデュースに従事。
88年から現在まで37年間、人気長寿番組 「SAUDE! SAUDADE…(サウージ!サウダージ)」 (J-WAVE)のプロデュース/選曲を行なうほか、音楽制作者/ライター/DJ/MC/カルチャーセンター講師として活動中。

85年以降、50回近くブラジルを訪れ、取材のほか、現地でショーロ・クラブ、ジョイス、Saigenji、akiko、MUJI BGM、村田陽一 with イヴァン・リンス、高野寛などのCD制作(プロデューサー/コーディネイター/スーパーヴァイザー)、山下洋輔ブラジル公演(95年)のコーディネート、国際交流基金主催・東京スカパラダイスオーケストラのリオ公演(2016年)の演出などを行なう。最新の現地録音は『MUJI BGM30 – Brasil Nordeste』(2025年・ディレクター)。

国内では、50タイトルを越えるコンピレーションCDや空間BGMの監修/選曲、コンサートの企画プロデュース(モレーノ・ヴェローゾ ソロツアー:2011年、ペドロ・ミランダwith グルーポ・カデンシア ジャパンツアー:2018年&2025年)、ステージ構成/演出(小野リサ Sunset Bossa Tribute To Antonio Carlos Jobim:2007年・日比谷野外音楽堂など)、『ゲッツ/ジルベルト+50』(2013年)、『ランデヴー/セルジオ・メンデス』(2013年)、『アーキテクト・ジョビン/伊藤ゴロー アンサンブル』(2017年)など、ブラジル音楽を中心にJ-POPからジャズまで、アルバム制作に従事。

『リオデジャネイロという生き方』 、共著(2016年・双葉社)。 『21世紀ブラジル音楽ガイド』監修(2018年・ele-king books)。 『ブラジリアン・ミュージック200』 著(2022年・アルテスパブリッシング)。 「ジョアン・ジルベルト読本」 監修(2024年・ミュージックマガジン)。
「シティ・オブ・メン」(2008年)「ジョアン・ジルベルトを探して」(2019年)「ビトゥーカミルトン・ナシメント フェアウェルツアー(仮題)』(2026年公開予定)など、映画の字幕監修も行なっている。

公式blog「中原仁のCOTIDIANO」 http://blog.livedoor.jp/artenia/
https://www.instagram.com/jinnakahara/
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ホベルト松下(サウーヂ)

プロフィール
1986年に横浜で誕生したサンバコミュニティ「G.R.E.S.サウーヂ」の創設メンバーの一人。サウーヂは、リオ・デ・ジャネイロの名門エスコーラ「エスタソン・プリメイラ・ヂ・マンゲイラ」と正式に交流を持つ“日本唯一”のサンバコミュニティとして、マンゲイラを指標に活動を続けている。
「マンゲイラ親善大使」として、主にサウーヂメンバーのカーニバル参加や人的交流を軸に、現地との架け橋を担ってきた。
また浅草エスコーラ・ヂ・サンバ協会(AESA)の相談役として、資料や関係者の証言をもとに「浅草サンバカーニバルの起源と歴史」を連載でまとめ、日本のサンバ史を次世代へ手渡す活動にも力を注いでいる。

マンゲイラとは
マンゲイラ(G.R.E.S. Estação Primeira de Mangueira)は、1928年にリオのマンゲイラ地区(Morro da Mangueira)で創設されたエスコーラ・ヂ・サンバ。緑とピンクのチームカラー “Verde e Rosa” で親しまれ、リオのカーニバル史を代表する存在として知られる。

本人コメント
「私が所属しているエスコーラヂサンバサウーヂは1986年の設立以来マンゲイラを目標に少しずつでも近づくべく様々な努力を続けています。また特にそのコムニダーヂのあり方に大きく影響されています。
私は2016年にマンゲイラ・サウーヂ親善大使を拝命して、主にサウーヂメンバーのカーニバル参加を中心に人的な交流などを担っています。」